Mac版のCubaseって入出力装置を別々に選べないんですよね。
オーディオインターフェースを繋いでIn,Outがそのデバイスから使える場合には困らないんですが、USBマイクのような入力オンリーのデバイスだとそれを使用している最中にはスピーカーから音が鳴らなくなってしまいますよね。
AudioLoopBackを使えばできますが如何せんそのためだけに99ドルは高いと感じてしまう。
今回その問題が解決できたのでご紹介します。(MacOSは Catalinaです)
使うのはMacの標準機能である機器セットです。
こちらを以下の画像のような状態にします。
機器セットを選択し、「本体のスピーカー」と「USBマイク」の使用チェックボックスをオンにします。
デフォルトだとチャンネル名が分かりにくいので何か入れておきましょうか。今回はUSBマイク、Macスピーカーなどと入れました。
ではCubaseを開きましょう。
スタジオ設定で機器セットを選びます。
続いてオーディオコネクションを開きましょう。
入力でオーディオデバイスを機器セットにし、デバイスポートに先ほど作成したUSBマイクを追加します。
出力でもオーディオデバイスを機器セットにし、デバイスポートに先ほど追加したMacスピーカーを選びます。(LRで名前がずれてるのはご愛嬌・・・)
これで録音はUSBマイク、再生はスピーカーと言うことができるようになったと思います。
任意のデバイスを追加できる機器セットは便利ですね。
それではまた